瀬戸探訪(20100131)

土岐、多治見、瀬戸あたりは何度も行っているが、今の目線でモノを見るとかなり違うのではないか、ということで瀬戸に行ってきました。

①森本陶苑
瀬戸駅の駅ビル(パルティせと)の正面にあり、店の前に並んでいるものからして、本物の雰囲気がびしびしとしたので、店の中はもっとすごかった!
さまざまな織部、黄瀬戸、志野の器が多数あり、目をうばわれるばかり。
しかし、話好きの店主に色々とお話を伺い、2時間かかって飯茶碗一つゲットしました。(嫁さん、子供は既に別行動モード。)
店主の奥さんによると、瀬戸に来て、この店で店主につかまり、時間がなくなってそのまま電車に乗って変える客もいるとか。
http://morimoto-touen.com/
店のホームページによると、店主の話好き、説教好きは筋金入り、最早名物の領域に入っているらしいです。
しかし、大変貴重なお話を伺い、くつ型の織部の湯呑みでいただいたお茶は最高にうまかった。
今度は、店主がいないときにじっくり見たい。半日はかかるだろう。

ゲットしたのは伊羅保の飯茶碗。早速2回ほどご飯をいただいたが、ほれぼれする。

②瀬戸蔵ミュージアム
駅前から歩いて数分のところにある瀬戸物の博物館。
大人一人500円(JAFで400円)、子供はただ。
焼きもの好きにはたまらん施設だった。
子供らは焼き物より、入ってすぐにある名鉄瀬戸線の旧車両展示の方がよかったらしい。

しかし、縄文、弥生から現在までの陶磁器3000点あまりが年代順に並ぶ2Fは圧巻だった。
興味のない人からすれば、ガラスケースを鼻息で曇らせながらまじまじと見る姿は異様に写るのだろうが、自分と同じような感じで見ている人々(基本的に、中年以上)が数人いた。
ミュージアムの下にある店舗に作家の作品が置いてあったが、思わず手にとると、推定される値段の半分以下くらいだったので、やはり本場は違うと思った。
既に飯茶碗をゲットしていたので、ほしいのがいくつかあったが我慢した。
それにしても、全体的にレベルが高すぎる。

③村上金物店(休業日)
知る人ぞ知る村上金物店
残念ながら、日曜日定休であることは出発前から承知だったので、場所だけ確認しておいた。
今度は土曜日に出陣しようと思います。

…それにしても、本場は全てにおいてレベルが高すぎる。