七輪焼成(20091220)

本日は岡島くんが忘年会で使うマイぐいのみを焼きたいということで家族の白い目線を浴びながら道具を車に詰めて出陣.
鈴木,杉浦も合流して簡単な酒器を作った.

昨日までの雪が残っていて,七輪焼成としては過去になく厳しいコンディション.急空冷した瞬間ヒビがいってしまいそうだ.

作陶に励む若者たち.

鈴木の玉づくりぐいのみはカーボンヒーター,ドライヤーで乾燥さすも,見事に爆発.最初の爆発は縁の部分だったので,引き続き素焼きを試みるが,今度は底が爆発して木っ端微塵に・・・土に還った.
笑いの神がしばし降臨.

本日の戦利品.
最初の一つは焼き締め,懲りずに焼きすぎて縁が溶けた.

二つ目も焼き締め.一つ目の反動で焼きが甘い.微細なヒビあり.

三つ目は透明釉の杯.徐冷に失敗し,Y字のクラックが.

四つ目も焼き締め.溶けるかどうかぎりぎりの良い加減だったが,冷め割れが・・・

五つ目.これは焼きすぎず甘すぎず,火加減がうまくいった.漏れもなし.

なお,岡島くんが前回焼いてヒビが残ったものは,透明釉をかけて2度焼きしたものの,完全にふさがらず.
しかし,今回の彼の本命はうまく焼けたようで良かった.
若者たちが本日作って焼かなかった品は岡島家で乾燥の後,次回焼成予定.
鈴木の焼酎グラスとぐいのみ,杉のぐい飲み,岡島くんの初手ろくろの作2つが次回焼成を待つ.